『鬼頭骨董店〜四季奇譚〜』



てふてふ組presents

『 鬼頭骨董店〜四季奇譚〜 』

2019年8月9日〜11日@武蔵野芸能劇場


連日たくさんのお客様にご来場いただき

無事終演致しました。

関わった全ての方に心から感謝申し上げます。



一年と四ヶ月ぶりの、ストレートプレイの舞台。


わたしは声優で、芝居に興味を持ったのはアニメで

でも芝居を学びたいと思ったのは舞台で

はじめて人前で演技をしたのも舞台で。


いろんな思い出があるからこそ、

フリーになってから挑戦できていなかった

舞台作品に挑戦したのは、やっぱり去年から

自分の中にある「このままじゃだめだ」って

漠然とした焦り。だったのかもしれません。

いまのままじゃ絶対役者としてだめだ、

チャレンジしなくちゃ、って。


久々だったのではじめは全然動けなくて

共演者からたくさん学ばせていただきました。


初舞台でご一緒した先輩や、

わたしの芝居もわたし自身も

よく知ってくれている友人たち、

お世話になった前の事務所の方、

ほんとうにたくさんの方が

時間をつくって観に来てくださって、

成長や、新たなわたしをみせることが

できたのかなと思います。


終演後の面会では、未だかつてないほど

たくさんのお客様にお声がけいただきました。

好きです!とストレートに褒めていただいたり

お綺麗でしたよ、とご婦人に微笑まれたり。

あの役やりたいです!と言ってくださったのは

きっと同業者の方でしょう。

知人からはもっとたくさんみていたかったと

言っていただきました。


全体を通していえば、

出番は多くなかったかもしれませんが

どなたかの心に何か残すことができたなら

役者冥利につきるというものです。


舞台は、もしかしたらわたしにとっては

トラウマだったのかもしれません。

避けていたのかもしれません。

でも、この舞台はすごく楽しかった。

毎公演毎公演、全力を出せたから後悔もなかった。

いい舞台だったんだなぁ、きっと。



加藤璋子さん。

大切な人の幸せを願い、

そのために生きぬいた美しい人。

強い思いは人の心を動かす。

どうか安らかに。

最後にあなたが笑えて、よかった。


公演が終わるといつも思います。

まるで夢のようだったなぁ、と。


さて、次はどんな夢をみましょうか。

おわります。

 

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